6月22日、国府小学校の2年生約50名が雨の降りしきる中元気に来寺してくれました。中には、長靴の中に雨が入り込み靴下がぐしょぐしょになっている子もいました。本堂に入ってもらい、「大変でしたね、大丈夫?」と声を掛けると靴下を脱ぎ裸足になって「ぜんぜん大丈夫」と大きな声が帰って来ました。逞しい!
伊勢国府の国(現在の亀山、鈴鹿、四日市南部)の氏仏として人々を見守り続けて来た府南寺には1400年の歴史があり、現在の国府小学校は、明治8年11月8日に府南寺に設立された国府学校からスタートし148年の歴史があること、また「お寺っていったい何をするところ?」など40分ほどお話しさせていただき、観音堂の紹介、阿弥陀堂(国府阿弥陀如来の伝説)の見学、そして今日のメインイベント「金剛力士像」では三重県で唯一国の重要文化財である府南寺の「仁王さん」の見学へと移りました。
合掌