国府小学校の6年生55名と中馬圭子校長先生、担任の青木宏寿先生、望月香織先生が24日(金)に来寺されました。本堂の中は比較的涼しいのですが、まだ5月というのに30℃近い気温の中来ていただきました。

「府南寺について」と「心を整える」と題してお話をさせていただきました。聖徳太子が開基した府南寺の本尊は国府阿弥陀如来と国府千手観世音菩薩の2体あり、1400年もの長い間人々を見守り続け、その本尊を国の重要文化財である金剛力士像が守っていること、覚乗上人の竹布の袈裟(府南寺に保存)を通じて国府阿弥陀如来と伊勢の天照大神との関係など児童たちは真剣に耳を傾けてくれ、たくさんの質問をしてくれました。本当に熱心な子供たちが多く感心してしまいました。また、様々なストレスを感じてしまう現代、「心を整える」一つの方法として瞑想法についてもお話させていただき、般若心経を唱えさせていただきながら瞑想の基本を体験してもらいました。これからの人生の一助としていただければ幸いです。

    半日を通してですが、日頃から熱心に子供たちに接しておられる先生方のお気持ちが手に取るように伝わってくる時間でした。合掌