6月11日~19日
6月22日(土)一粒万倍日に燕が巣立っていきました。
途中、大きなシマヘビに襲われること2回、2回目は巣の上でとぐろを巻いていました。
シマヘビも生きることに必死です。自然の摂理に反すると思いましたが、雛を助け、シマヘビを追い払ってしまいました。流石に写真に収める余裕はありませんでした。結構大変でした。
一粒万倍日の22日は、数羽の燕が、東門の上空、そして観音堂の上空を何度も旋回して1日中飛び回っておりました。
燕は天敵が多く、平均寿命は2,3年と非常に短いと聞きます。
府南寺には、多種多様な生き物が共存・共生しております。生命の宝庫と申し上げても過言ではありません。大樹も生い茂り、門を一歩入ると、参拝の方がよく言われる「平地(ちなみに山号は泰平山)にも関わらず、空気感が異なり、神聖な感覚になる」のはこのためでしょうか。
燕にとっては、決して安全な環境にあるとは言えませんが、またご縁がありましたら、来年、戻ってきてくださいね。
これからも生命のリレーが育まれ、観音様のご加護が降り注がれますように。
おん ばざら たらま きりく(千手観音真言) 合掌