三重県指定天然記念物「アイナシ」を病害虫から守るため、日本屈指の「ナシ」の専門研究機関（遺伝子レベルでの解析研究）を有する鳥取大学農学部の竹村圭弘准教授にご相談させていただいたところ、何と驚くことに学会等で大変お忙しい中、田村文男副学長（理事、教授）、竹村圭弘准教授、大学院生の3名の方が府南寺までお越しいただき、「アイナシ」の病害虫対策を詳しくご指南していただきました。貴重なお時間を割いていただき本当に感謝に堪えません。

　田村副学長は、天然記念物の保護の大切さを語られ、強いては次世代へ遺産、教育の大切さを説かれ、本当に共感させていただき、一念のご縁をいただいた思いです。これも観音様のお導きでしょうか？合掌

　今後は、鳥取大学のご協力を仰ぎながら三重県指定天然記念物「アイナシ」の保護、後世に残していくための手段を考えていきたいと考えております。

 中日新聞　広域三重　2023年3月22日(水)

 左から鳥取大学農学部大学院生　田村文男副学長　竹村圭弘准教授

　　　　中日新聞　鈴鹿・亀山版　2023年3月25日(土)