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国府小学校6年生69名来寺 11月9日(火)

 先週に続き、今度は6年生69名が来寺してくれました。ちなみに、6年生は、毎年見学、学習に来てくれています。

 9日の午前中は、肌寒い雨が降っていましたが、午後からは晴れ間が見え爽やかな日となりました。これも観音様のご加護というものでしょうか。

 Aクラスは本堂に入り、Bクラスは府南寺前の公民館で樹木医の中村昌幸さんから県の天然記念物であるアイナシについて学習してもらいまいした。その後交代をして約2時間弱の時間を過ごしてもらいました。

 私からは、聖徳太子の開基以来1400年もの長い間この地を見守り続ける国府の阿弥陀如来、国府の千手観世音菩薩、その本尊らを守護する国の重要文化財である金剛力士像など府南寺の歴史、府南寺に伝わる「竹布の袈裟」の伝説、国府小学校の前身である国府学校が、明治8年11月8日に府南寺に誕生したこと、そして子供たち自身が書いてくれた書を元に、「自利」、「利他」、「自力」、「他力」の大切さをそれぞれについてお話をさせていただきました。最後に「自力」による心を整える一つの手段として「瞑想」体験もしてもらいました。

 微力ではありますが、鈴鹿・亀山では最も古い歴史を有する府南寺ならびに国府の歴史を学ぶことによって、地元を大切に思える一助になることができたなら幸いです。合掌

中日新聞社   鈴鹿亀山版   11月12日(金)

国府小だより第19号  令和3年11月17日(水)

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