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仏陀の教え③

●開経偈(かいきょうげ)

無上甚深微妙法(むじょうじんじんみみょうほう)

百千万劫難遭遇(ひゃくせんまんごうなんそうぐう)

我今見聞得受持(がこんけんもんとくじゅじ)

願解如来真実義(がんげにょらいしんじつぎ)

 

【解説】

無上甚深微妙の法は、(この上なく奥が深く味わいのある仏の教えは、)

百千万劫にも遭い遇うこと難し、(極めて長い年月が経過しても出会うことは難しい)

我今見聞し受持することを得たり、(私は今、見聞きし、仏の教えとして心に刻む機会を得た)

願わくは如来の真実義を解してたてまつらん(願わくは、仏の真実の智慧なる教えを一緒に理解し体得していきましょう)

 

 開経偈(かいきょうげ)とは、お経を唱える前に読まれる韻文(いんぶん)です。すなわち仏教の教えに出会えたことへの感謝と心構えを説いた文です。懺悔(さんげ)の次に唱え、仏教の神髄である般若心経に移りましょう。合掌

鎮守(飛龍権現)社のマンリョウ

 

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